
こんにちは、オミちゃんです。
2025年9月に初めての中東・カタールを訪れました。
今回の旅行は夫と一緒でしたが、
初めての中東ということで、私自身が不安だった “女性目線のポイント” を中心にまとめています。
「中東って危なくないの?」
「どんな服装なら安心?」
「移動はどうするの?」
調べても日本語の情報が少なく、不安が大きかったので、
同じように初めて中東へ行く女性の方に向けて、実体験をベースに分かりやすくまとめました。
女性一人旅でなくても共通して気をつけたいポイントばかりです。
安心して旅ができるよう、リアルな情報をお届けします✨
1. カタールは女性一人旅でも安全?治安のリアル

結論:治安はかなり良く、一人で歩いても安心レベルの国です。
- 犯罪率は非常に低い
- 観光地には警備員が多く、街もきれい
- 看板もメニューも英語表記!(アラビア語がわからなくても問題なし)
- 声をかけられる・呼び込み等はほぼゼロ
- Uberが充実しているため「暗い道を歩く」という場面が少ない
私は夫と行動していましたが、もし一人でも怖さはほとんど感じなかったと思います。
2. 女性の服装:どこまで露出OK?現地で見たリアル

カタール渡航前は、肌を隠すためのアバヤやヒジャブを用意していった方がいいのかなぁと考えていましたが、全く必要ありませんでした。
カタールでの服装を考えるときのポイントが3つ、
① 宗教的な配慮(特に女性)
② 強烈な紫外線対策
③ 室内&車内の冷房対策
→結論、羽織るものを常に持ち歩くのが正解!
実際旅行をしてみて感じたこととして、
カタールはイスラム国家ですが、旅行者の服装にそこまで厳しくありません。
そもそもカタールの人口の9割は外国人!
ホテルやレストランは特に服装を気にすることはなかったです。
私は観光地でもノースリーブを着ていました。
以下、服装のポイントを簡単にまとめました。
① 宗教的な配慮(特に女性)
ムスリムの方が多いエリアでは、
肩や二の腕が露出しすぎない服装やサッと羽織れる薄手カーデは持っておくと安心。
実際、今回の旅行ではモスクなど宗教施設には立ち寄っていないので、
あまりそういった場面には遭遇しませんでしたが、
軽い羽織は一枚バッグに入れておくのが快適&安心。
② 強烈な紫外線対策
カタールの太陽、なめてたら普通に負けますw
日差しが強い時間帯は肌がピリッとするレベルなので、
- UVカットの羽織
- 薄手の長袖
- スカーフ
このあたりがめちゃ便利です。
“暑いから半袖!”ってすると、逆に肌が焼けて疲れるので、
薄手長袖でサラッと守るほうが快適だったりします。
③ 室内&車内の冷房対策
冷房の効き方が海外仕様で、キンキンに冷えている場所がちらほら。
ですので、羽織りものは防寒としても大活躍!
ホテルのロビー、ショッピングモール、レストランは特に冷えます。

ちなみに男性は短パンの人はあまり見かけず、宗教的な場所やスーク、ホテルのレストラン(ドレスコードあり)などでは長ズボンの方が無難。
3. 女性ひとりでも安心の移動手段(Uberが最強)

ドーハは Uberが本当に快適で最強。
- 1〜3分で到着
- 運転手さんは淡々としていて快適w
- 短距離でも嫌な顔をされない
- 英語不要
- 現金不要(事前にクレカ登録)
- 日本より安い◎
私は毎回Uberを使いましたが、
治安が良い+運転手が誠実 という印象で、女性でも安心度が高いです。
出国前にUberアプリのダウンロードとクレジットカード(またはデビットカード)の登録を済ませておくことをオススメします!

ドコモのahamoユーザーなら、カタールでもeSIM等の追加なしで問題なくデータ通信ができます。現地到着後すぐに空港でUberを呼べてスムーズでした!
4. 宗教的な注意点

カタールはイスラム教国家で、服装については前述していますが、
他にも宗教上のルールや文化があります。
旅行者は厳格に強制されるわけではありませんが、
以下の点を理解しておくと安心して旅行を楽しめます!
お酒(アルコール)について
基本は「禁止」
・イスラム教では飲酒が禁じられているため、アルコールの持ち込みは禁止(空港で没収)
・スーパーや街中ではお酒は売っていません!
ホテルのバーやレストランなど、政府から許可を受けた施設でのみアルコールの提供があります。
値段はお高めです。
豚肉について
お酒と同じく豚肉も禁じられています。
肌感としては、アルコールよりも厳しいです。

ホテルの中華レストランでは、ビールは飲めましたが、小籠包は鶏肉でした。
金曜日が休日!
イスラム教では金曜日が最も重要な「礼拝の日(ジュムア)」
お店は午前中が休みだったり、営業時間が他の曜日とずれていたりするので要注意。
日本では土曜・日曜が休みですが、カタールでは金曜・土曜が休みです。
断食月(ラマダン)の注意点
「ラマダン」といって、約1カ月間、日の出~日没まで飲食が禁止される時期があります。
日中、カフェやレストランが閉まるなど、観光には注意が必要です。
また、ラマダン明けは「イード・アル・フィトル」という祝日で、町はお祝いムード。
人も動くので、レストランなど混雑しやすい時期になります。
5. 写真撮影で気をつけたいポイント

カタールでは、首長府、軍施設、警察署、空港、港湾などの治安機関・政府関係施設は、許可なく撮影禁止です。
基本的にそういった場所には「撮影禁止」の看板や表示がありますが、表示がない場所でもカメラを持っているだけでフィルム没収・警察連行事例もあったそう。
実際、この旅では撮影でのトラブルはなかったので
正確にはどの程度厳しいかわかりませんが、注意が必要です!
▼詳しくは在カタール日本国大使館HP
https://www.qa.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000023.html
6. 女性が気になるトイレ事情

ドーハのトイレは 超清潔で安心して使えます。
- ホテル → 完璧に綺麗
- 空港 → 世界レベルで広く清潔
- 観光地 → だいたい綺麗
- ショッピングモール → だいたい綺麗
💡 注意点
- ウォシュレットではなくハンドシャワー
- 場所によってハンドシャワーの勢いが爆発級
- 紙が無い場合もあるのでティッシュは持ち歩き必須
まとめ:カタールは女性でも安心して旅できる国!

初めての中東というだけでかなり構えていましたが、
実際は「安全」「清潔」「人が穏やか」の三拍子そろった旅先でした。
一人旅の女性にも安心な理由は…
- Uber移動で安全性が高い
- 清潔で治安が安定
- 宗教や服装のマナーを守れば問題なし
- 英語もほぼ100%通じる
中東のイメージがガラッと変わる旅になると思います。
東京や関西からも直行便がありますので、比較的アクセスしやすく、また五つ星ホテルも日本の半額以下ですので、ホテルステイを楽しむ旅にするのもオススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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